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日本アドラー心理学会って何?香里奈主演ドラマが抗議を受けたわけとは?抗議文を見てみた! [テレビ番組]

今回は、アドラー心理学とは一体どのようなもので、どうして現在放送中の香里奈さん主演ドラマ『嫌われる勇気』が学会からどのような抗議を受けたのか、調べてみました。

最近どうも宗教系のニュースが世間を賑わしているためか、日本アドラー心理学と聞くと、
何や怪しいもの!!??
なんて思ってしまいがちですが、
心理学は、きちんと学術的に研究されてきたものであり、科学的な根拠や検証に基づいているため、宗教とはやや一線を画します。

では、そんな心理学会がドラマに対してどんな抗議をしたのでしょうか。
ドラマを見たことがない方のためにも、あらすじから見ていきましょう。
 
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香里奈主演ドラマ『嫌われる勇気』って?




『嫌われる勇気』。
フジテレビ系列、毎週木曜10時~放送されているドラマです。

香里奈さんは、2014年週刊誌フライデーに、スクープ写真を掲載されて後、ドラマ主演2作目となります。共演者にはNEWSの加藤シゲアキや椎名桔平らが脇を固めています。

そもそもこの『嫌われる勇気』というのは、2013年にアドラー心理学をもとに、岸見一郎氏, 古賀史健
氏の著書『嫌われる勇気』を刑事ドラマにアレンジしたもです。

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出典:https://twitter.com/kirawareru_yuki

主人公は、香里奈さん演じる庵堂 蘭子(あんどう らんこ)
本庁の捜査一課でNO1の検挙率を誇る刑事。
その相方にNEWSの加藤シゲアキさん演じる青山 年雄(あおやま としお)

人に嫌われることを恐れず、我が道を突き進み、難事件を解決していくという一話完結型のミステリーとなっています。

主人公の庵堂 蘭子は、『アドラー女子』ともいわれ、周囲や他人の評価を気にしない、時には上司の意に反してでも我が道を行くタイプ。
それが男性社会の警察組織の中で浮いた存在であり、いわば、嫌われ者。

そんな庵堂 蘭子がバディを組むのが、青山 年雄
蘭子とは正反対の性格で、人の目が気になり、嫌われたくないというタイプの人間。
そんな年雄が、不可解な蘭子の行動に振り回されながら、アドラー心理学に馴染みのない視聴者の視点で、1つ1つ心理学の教えを学んでいきながら、事件を解決していくドラマになっています。
 
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アドラー心理学ってそもそも何?!




フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)で、個人心理学と呼ばれるものです。

日本で有名な心理学者と言えば、フロイトやユング。
ですが、2013年に著書『嫌われる勇気』が大ベストセラーになったことをきっかけに、アドラー心理学に、一気に火がついた形となりました。

これまで多くの心理学者が、人をタイプに分けその特徴により分析と分類してきたものが多かったが、アドラーの場合、『個々がどのように各々の人生をより幸せに生きていくのか』というものを説いたものになります。

5つの基本前提があり、目的論、トラウマの否定というものがその1つにあります。


例えば、幼い頃、貧しく学校へも行けなかったから、フリーターであるという現状があるとします。この幼い頃の経験を私たちは、過去のトラウマと呼んだりしますよね。

以前の心理学では、現状に何か問題が起こった場合、過去の原因を探ってきました。
一方でアドラーの場合、この問題の意味づけや解釈の仕方をまず変えることになります。

例えば実は、
・朝ゆっくり寝たいから、定職につかない
・人間関係が苦手だから、就職をしない

ちょっと難しいですが、過去のトラウマによって現状が出来ているのではなく、自分がそう思い込んで、そう位置づけることによって選択してそのような現状になっているという解釈です。

『どうしてフリーターなんだろう、昔貧しかったからだ』と原因を考えるのでなく、『どうやったら定職につけるだろう』と目的を考えた方が、前向きに人生を送れるのではないかということですね。


個人的に、Individual(個々)欧米っぽい考え方だなぁという印象です。
どちらかというと、集団行動が良しとされ、上下関係がはっきりしていた日本人。

でもだんだん文化や考え方も変わってきているんでしょうね。
加えて、精神論に近いものを感じますし。
もちろん、学術として成り立っているため、とてつもなく奥が深く、かじったくらいでは到底理解できないであろうとも思います。

※上記に書いたアドラー心理学はほんの一部でしかありません。
もっとアドラー心理学について詳しく・・・

ビジネス心理学
感情クリアリング
アドラー心理学会
 
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なぜ香里奈主演ドラマが抗議を受けたのか!?




日本アドラー心理学会のHPに、フジテレビへの抗議文が掲載されていました。
一部抜粋させていただいてます。

貴番組のアドラー心理学理解は日本及び世界のアドラー心理学における一般的な理解とはかなり異なっているように思えます。そのような一般的でない見解を、テレビのような公共的な場で、あたかもそれがアドラー心理学そのものであるかのように普及宣伝されるのは、日本のアドラー心理学の啓発・普及に対して大きな妨げになると考え、本学会としては困惑しております。 簡単に問題点を指摘させていただきますと、そもそも「勇気」とは、「勇気とは共同体感覚のひとつの側面である」(アドラー)と言われておりますように、「共同体感覚」と関係して理解されております。「共同体感覚」とは「共同体感覚は、人々が相互に理解し合い、一致に到達し、意見や信念を分かちあうことを可能にするものである」(ヘレーネ・パパーネク)と言われるように、他者と共同し協力して生活する能力のことを意味します。しかるに、ドラマ『嫌われる勇気』の中では、たとえば「私はただ、感じたことを口にしているだけ」と言っている主人公を「ナチュラルボーンアドラー」としているなど、「相互理解のための努力」や「一致に到達する努力」や「意見や信念を分かちあうための努力」の側面を放棄しているように見受けられます。 専門家の意見も聞きたいと考え、本学会所属のアドラー心理学指導者野田俊作氏に相談したところ、「たしかに岸見氏がおっしゃるように、他者の評価でもって自分の価値を判断する必要はないけれど、そういうことにとらわれずに、『他者の幸福のため』に自分がすべきことをするというのが、アドラーの教えだと理解しています。ですから、自分の行為の結果が他者にどういう影響を与えるかについて、いつも配慮をしなければならないと思います。ドラマの中の考え方には『他者の利害』という見方が完全に欠落している気がします。それではアドラー心理学とは言えません」というコメントをいただきました。

出典:http://adler.cside.ne.jp/common/pdf/fuji_tv.pdf


これは難しい・・。

確かに、アドラー心理学をよく知らない私でも、ドラマで香里奈さん演じる主人公は我が道を突き進む、どちらかというと利己的で独立した女という印象。
だから、それが、単純にうわべだけで他人の評価を気にしない、嫌われる勇気を持つ=アドラー心理学の考えとも取れなくもありません。

きっとそんな簡単なことではないんでしょうね・・・。

まとめ




今回は、香里奈さん主演のドラマが抗議を受けたアドラー心理学って何?というのを見てきました。

久しぶりの漫画原作でないドラマ。
ちょっと期待してみていたのですが、今回の件は非常に残念です。

フジテレビは、全話見てから判断してくださいと放送続行を宣言したようですが、果たして問題自体はクリアになっているのでしょうか。
次回以降も注目ですね。
 
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